女性におすすめされるものの一つに不動産投資が挙げられますが、投資と聞くと足がすくんでしまう人も多いのではないでしょうか。
しかし、しっかりと知識を身につけ、無理のない範囲で取り組めば問題はありません。
この記事では、女性に不動産投資をおすすめする理由と注意点について解説しています。
不動産投資を検討している女性は、ぜひ参考にしてみてください。
仕事を離れる機会が多い女性にこそ不動産投資がおすすめ
女性に不動産投資をすすめる理由は、以下で取りあげる3つの問題が関わっています。
女性の未婚率は上昇し続けている
内閣府の調査では、2035年には女性の5人に1人が未婚になると言われています。
賃金は増加しているがまだ3割ほどの格差がある
時代の流れや社会の受け皿が拡充されたことで、定年まで会社に勤めあげ、かつ総合職など事務職よりも給与が高い職種に就く女性が増えています。
しかし、厚生労働省の調査によると、正社員で働く女性の賃金は男性の73%止まりで男性の7割程度です。
平均寿命の長さ
厚生労働省の調査を見ると、男性の平均寿命は81.0歳であるのに対し、女性の平均寿命は87.1歳です。
つまり、昔に比べるとお給料をもらっている女性は増えつつありますが、まだ老後の資金を十分に貯められるほどではなく、結婚する人も減っている一方で平均寿命は延びているのです。
また、結婚や出産をしたとしても、職場をいったん離れる女性は少なくありません。
そうなると生涯年収が男性よりも下がることとなり、結果として公的年金や貯金の額が少なくなってしまうのです。
つまり、女性であれば誰しも老後の生活資金に懸念があります。
そこで活用できるのが不動産投資による資産運用です。
不動産は所有しているだけで利益が得られるので、生活スタイルの変化の影響を受けにくくライフイベントの多い女性におすすめです。
さらに、投資用の不動産は、場合によっては老後の生活拠点にもなり得ます。
女性が不動産投資をおこなう際に気を付けるべき注意点とは
不動産投資をおこなうなら男女問わず資金繰りには注意しましょう。
多くの場合、不動産投資を始めるにはローンの締結が不可欠です。
定期的に返済をおこなっても良いですが、少額でも先に返済できるのであれば前倒しで返済を進めていきましょう。
金利の変動に備えておくことで先々のリスクヘッジとなります。
また、独学で取り組むのではなくリスクマネジメントや収益安定化のためにも、投資全般の知識を学んでからスタートすることをおすすめします。
投資先の不動産を賃貸利用するなら、入居者とのトラブルや仲介に備えて管理会社をたてておくのも一つの手です。
また、投資物件の見た目よりも利回りに重点を置いて不動産を選ぶのも良いです。
デザイナーズマンションやおしゃれな物件よりも、不動産的価値を優先して選ぶと失敗を回避しやすくなります。