近年、投資に対する関心の高まりと同時に、不動産投資をはじめる方が増えてきました。
なかでもシェアハウス投資に目を止める方は多く、現在は都心を中心に数を増やしています。
しかし注目されているとはいえ、他の不動産投資よりも知名度が低いのが現状です。
そこで今回は、シェアハウス投資を検討している方に向けて、シェアハウス投資とは何か、さらにシェアハウス投資のメリットデメリットをご紹介します。
不動産投資の新たな形であるシェアハウス投資とは?
シェアハウス投資とは、シェアハウス向けの物件を購入、運営することで家賃収入を得る不動産投資です。
都市部での需要が多いため、現在は関東圏を中心に拡大していますが、未開拓の地方でも参入しはじめている方は増えています。
そもそもシェアハウスがどのような不動産なのかご存じでしょうか。
シェアハウスとは、1つの住宅に複数人が暮らす賃貸物件のことです。
入居する際に必要な初期費用を抑えられる物件が多いため、若者を中心に人気を集めており、全国に5000棟を超えるほど拡大しています。
キッチン・トイレ・バスルーム・リビングなどは住人同士で共有しますが、それぞれに個室が振り分けられているので、プライバシーを侵害されることはありません。
しかし住人同士の距離が近いことから、神経質な方には不向きな物件であると言えます。
他の不動産投資よりもはじめやすい?シェアハウス投資のメリットデメリットとは?
シェアハウス投資をはじめるには多額の費用が必要です。
失敗しないためにも事前にメリットデメリットを理解しておくことは重要であると言えるでしょう。
まずはメリットをご紹介します。
シェアハウス投資の最大のメリットは、他の不動産投資に比べて利回りが高い点です。
1つの物件を分割して使用するため、マンションの1棟買いよりもリターンは多くなります。
また通常の不動産投資よりも共用部分が多いため、水回りなどの設備を複数準備する必要はありません。
初期費用も抑えられるため、参入しやすい不動産投資と言えます。
次にデメリットをご紹介します。
シェアハウスを経営する上で、もっとも注意するべき点は住人同士のトラブルです。
アパートやマンションと違い、住人同士の距離が近いためトラブルが発生しやすく、それが原因で退去してしまうことも少なくありません。
住人の距離が近いことはメリットにもなりますが、実際はデメリットになるほうが多いです。
このようなトラブルを避けるためにも、事前にルールを定めておくことをおすすめします。